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研修の概要・要項

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はじめに

 当科は呼吸器外科医として成長するためにアットホームな雰囲気の中で、時には厳しく、皆で協力しながら仕事をしています。前述の如く、肺癌患者数はものすごい勢いで増加しており、呼吸器外科医のニーズは益々増えています。
 当科は他大学出身者,女性医師も多数おり、出身大学、男女を問わず見学、実習大歓迎です。
 将来、呼吸器外科医として臨床、研究に活躍したいと考えている方はもちろん、少しでも呼吸器外科に興味がある方、既に初期研修は終了し呼吸器外科の専門性を求める方は、下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
〒260-8670
千葉市中央区亥鼻1-8-1
千葉大学大学院医学研究院呼吸器病態外科学教室
TEL 043-222-7171(内線5464)
FAX 043-226-2172
医局長-守屋 康充 moriya-ths@faculty.chiba-u.jp (迷惑メール対策で「@」を全角にしてあります。半角に書き換えて下さい。)
 

呼吸器科外科における研修

平成18年度からの研修システムについての案内です。既に初期研修を修了した方は、経験に応じて考慮します。

I 研修の目標

呼吸器疾患一般の基本的な知識、診断、検査、さらに外科治療の対象となる呼吸器疾患(縦隔、胸壁を含む)の治療法、すなわち手術と術前・術後の治療および術後の合併治療についてその理論と実技を修得します。また、呼吸器疾患の検査、手術および術後の合併療法は、患者の身体的負荷が大きい場合が多く全身管理なしには行い得ないため、広い全身的な視野で患者をとらえ,そのうえで疾患に注目するといった基本姿勢が重要であり、これらの修得を通じて明日の呼吸器外科をリードして行く外科医を育成することが目標です。

II 指導体制

 後期研修医は病棟に配置され、病棟では主任の下の病棟グループに所属します。診療グループは、主任の下に医員、研修医で構成されます。研修医は最初の数ケ月間は先輩医師の指導の下に診療に当たり、病棟業務の基本を学びます。さらに教授を始めとして当科全員から当科独自のオリエンテーション・スケジュールに従った講義を受講しながら、実際の診療を通して基本的な技術の修得に努めます。その後独立して患者の担当医となり、主として主任あるいは同じ診療グルーブの医員から指導を受けつつ診療業務を行います。縦隔疾患、嚢胞性肺疾患などは執刀者として、肺葉切除等では助手として手術にも参加して術前管理、術後管理と併せて呼吸器疾患に対する外科治療のプロトコールの理論と実施について研修します。4年次、5年次は救急医療、麻酔及び一般外科について研修することとなり、それぞれの研修設置の責任者から指導を受けます。

III カリキュラム責任者

吉野 一郎 (教授)

IV 指導責任者

吉野 一郎 (教授)
吉田 成利 (講師)
本橋 新一郎 (准教授)
星野 英久 (講師)
守屋 康充 (助教)
溝渕 輝明 (助教)
岩田 剛和 (助教)
米谷 卓郎 (助教)

V 初期研修期間

 当科の初期研修期間は3年を原則とします。3年次は千葉大学後期研修カリキュラムに則り、呼吸器外科基礎研修を行い、さらに外科学会専門医の取得に必要な他の外科(食道・胃腸外科、肝胆膵外科、乳腺甲状腺外科、心臓血管外科,小児外科)の研修が可能です。4年次、5年次は6ケ月間を救急医療の研修、6ケ月間を麻酔科で研修し、1年間当科の関連病院で消化器外科の治療を主体とした一般外科の研修を行います。


主な院外研修施設
千葉県:千葉県がんセンター、君津中央病院(呼吸器外科・消化器外科・一般外科)、千葉労災病院、千葉東病院、千葉医療センター、松戸市立病院(呼吸器外科・救急)

千葉県外:さいたま赤十字病院、日産玉川病院、県西総合病院(消化器外科・一般外科)

VI 研修カリキュラム

 当科の研修では、疾患を患者の全身状態の一部として把握し、呼吸器の外科療法のみならず、その手術適応決定と治療に際して必須である内科的な全身疾患の基礎と臨床に関する基本的な知識も習得することによって、全身の管理(例えば心機能、肝機能を含む消化器の機能及び栄養状態、腎機能、糖尿病等)も十分に行えることを目標としており、3年間にわたり以下のごとく研修を行います。

1.3年次の研修内容

 呼吸器外科学の臨床と研究の基礎となる基本的な一般的事項を修得し、さらに医師としての患者との対応を学ぶことを主目的とします。約3ケ月間にわたり後述のカリキュラムに盛られた事項の実際を行い、かつその基本的知識を修得しつつ先輩医師の指導の下に直接実地修練を合わせて行い、その後は患者を受持って外科医としての基礎的教育を受けます。

 呼吸器外科における一般教育カリキュラム
 ○呼吸器外科について
 ○病室勤務、研究の心得
 ○診断学総論
 ○外来の業務
 ○日常勤務の実際
 ○HB、HC肝炎、AIDS患者の取り扱いについて
 ○肺、縦隔、胸郭の外科解剖
 ○胸部X線診断学
 ○内視鏡(内視鏡的診断、内視鏡的治療)
 ○血管造影検査法と診断(DSAを含む)
 ○臨床細胞診検査法と診断
 ○CT、MRI、超音波診断学
 ○肺機能検査とその評価
 ○心電図検査とその評価
 ○手術適応
 ○術前管理と処置
 ○PS(performance status)の評価
 ○外科基本手技の理論及び実施
 ○術後管理と処置
 ○呼吸管理、人工呼吸の理論と人工呼吸器の取り扱い
 ○栄養管理、中心静脈栄養法
 ○合併症の診断と術前・術後管理
  (循環器疾患、消化器疾患、代謝性疾患、重症筋無力症などの自己免疫疾患等の手
   術侵襲との関連について)
 ○救急蘇生法
 ○胸腔ドレナージ法(適応と長所)
 ○感染症の化学療法
 ○癌の化学療法
 ○癌の免疫療法
 ○カルテのまとめ
 ○資料のまとめ(肺癌患者登録)
 ○文献検索法
 ○呼吸器外科における研究テーマ
 

2.4年次・5年次の研修内容

6ケ月間の救急・集中医療(松戸市立病院救急部他)及び6ケ月間の麻酔(当院麻酔科他)の研修を行います。
(1)呼吸器外科における一般教育カリキュラム

(1)救急医療及び集中医療(ICU、CCU)外傷(全身)及び種々の原因による循環器、神経系、呼吸器、代謝性あるいは自己免疫性などの疾患に対する救急医療及び集中医療(ICU、CCU)の理論と実技について研修します。特にICU、CCU勤務では薬剤の使用法、各種モニター類の使用法、各種レスピレーターの適応と管理などを修得し、primary careの基本を身に付けます。

(2)麻酔成人、小児の種々の手術の麻酔の基本的知識と技術を学びます。呼吸と循環の基礎と管理について学ぶだけでなく手術と麻酔という外科療法の二本柱について研修することで、外科療法の患者に対する侵襲とその影響を良く把握することが可能となり、合併症を含めて術後管理を行う上でも必要な事項を学びます。

(3) 一般消化器外科
当科の関連施設において一年間消化器外科を主体とした一般外科の研修を行います。その概要は日本外科学会の指導要項に基づき次の事項を修得します。
○患者心理の把握と対話のあり方
○外来診療の実際と診断の進め方
○各種臨床検査法の実際と評価法
○外科的治療の適応並びに方針の決定の進め方
○術前術後管理の実際
○基本的手術手技修得のための手術への参加、手術助手としての心構え
 

3.6年次からの進路

 病棟及び外来業務に従事して呼吸器の外科の研鑽を積みつつ呼吸器外科の専門的知識を修得すると共に研究テーマを持って研究活動と両立させることになりますが、多くは大学院に進みます。
  • 教授ご挨拶
  • 歴史・沿革
  • 研究テーマ
    • 肺癌免疫治療
    • 気管支鏡診断
    • 気管支鏡開発
    • 肺移植
    • 肺癌の分子生物学的研究
    • 病理
    • 呼吸機能・生理
    • 気道狭窄に対するステント挿入
    • 遺伝子研究
    • 肺再生
  • 業績
  • スタッフ紹介
  • 千葉大学呼吸器外科で行っている臨床試験
  • 対象となる病気について
  • 治療法について
  • 外来日程表と担当医師
  • 数字で見るデータ
  • 呼吸器外科の関心のある学生、研修医、医師の皆さんへ
  • 研修の概要・要項
  • 週間スケジュール
  • 年間行事
  • 関連施設

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